Box Agent:コンテキストに基づくセキュアなAI

エンタープライズAIには、企業独自のビジネスコンテキストに基づく、セキュアなエージェントが必要です。 Boxプラットフォーム上に構築されたBox Agentは、フロンティアモデルの推論能力と、お客さま独自のコンテンツを融合させます。 厳格なエンタープライズ権限を順守し、ミッションクリティカルなタスクの安全な自動化と、非構造化データからのインサイト抽出を可能にし、コンテンツの最大限の活用を支援します

新機能Box Agentの概要

文脈に応じた回答と実践的なインサイトを取得。 Box Agentは、ユーザー権限に基づいたデータアクセスを順守すると同時に、コンテンツの種類を問わず、主要なファクト、日時情報、文書の抽出を可能にします。

AIが支援する分析により、大量のコンテンツからのインサイト抽出を迅速化。 主要なトレンドや関連性を自動的に抽出し、さらに、各クエリでは、エンタープライズグレードのセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンスが確保されます。

手間のかかる文書レビューを回避。 Box Agentは、コンテンツ、SOW、リース契約書など、多数のファイルとの直接のチャットを可能にします。 OpenAI、Anthropic、Googleと連携するBox Agentを活用し、質問と回答、文書の要約・比較、リスクの検出などのリクエストをBox内で直接、容易に実行できます。

マーケティングコピー、製品概要、RFPへの回答、調査提案書を迅速に作成できます。 ファイルの内容をベースに、文脈に沿ったコンテンツを生成します。ツールを切り替える必要はありません。

Box AIを利用した検索
Box AIでドラフトを作成
Box AIが、スプレッドシートを参照し、最も最近完了したRFPを検索している様子
Box AIが、提供された資料に基づいて営業提案書を作成している様子

Box Agentの仕組み

Box Agentは、OpenAI、Anthropic、Googleをはじめとする最先端の基盤モデルを活用し、情報の理解、推論、生成を行います。

Box Agentは、文書の要約や法的リスクの特定など、明確な目的を達成すべく設計されています。 実用的でビジネスとの関連性の高い、目的に沿ったアウトプットを生成し、確実な目標達成を支援します。

Box Agentは、自然言語を用いて推論を行い、マルチステップの計画を策定し、複雑なタスクを実行します。 非明示的なマルチエージェントのオーケストレーションにより、ファイルの検索、データの分析、新しい成果物の作成を、1つのプロンプトでシームレスに連携できます。

Box Agentは、単なるチャットボットにとどまらず、要約、Q&A、コンテンツ生成をはじめとする高度な機能を、ワークフロー内で直接適用します。 また、ネイティブなツールとの連携により、非構造化データを、エグゼクティブサマリーやプレゼン資料などの最終成果物に変えます。

Box Agentは、Boxのコンテンツレイヤー上にネイティブに構築されており、アクセス権限を認識する検索機能により、ユーザーがアクセス権限を持つコンテンツのみに基づいてアウトプットを生成します。 また、コンテンツに対する現行のセキュリティ権限の設定、データの保持ルールおよび、コンプライアンス機能をそのまま踏襲します。

複数のAIモデルのロゴ
Box AIの目的
入力の手順
ツールの設定のアイコン
アプリケーションのアイコン

主要なワークフローに特化したエージェント

AI脅威分析エージェントは、複雑なセキュリティアラートを、明確で実行可能な(アクションにつなげやすい)要約へと変換します。 脅威のコンテキストを分析し、潜在的なリスクを明らかにすることで、セキュリティ部門によるトリアージの迅速化を支援します。手動による調査の負荷を軽減し、組織のコンテンツを保護するための速やかな意思決定を可能にします。

AI分類エージェントは、インテリジェントなコンテキスト分析を活用し、キーワードだけでなく、守秘性に応じてコンテンツを自動的に分類します。 さらに、独自の分類基準を定義することで、AIによる大規模なラベル付けが可能になります。 また、コンテンツの保護を強化すると同時に、組織全体の管理負荷を軽減します。

Box AI抽出エージェントは、契約書、フォーム、画像から重要な情報を瞬時に抽出します。Box PreviewとBox Appsで直接利用できます。 カスタムフィールドと抽出ロジックを定義することで、非構造化データを構造化されたメタデータに変換できます。 さらに、大量のコンテンツから、重要なファクト、数値、テーマを迅速に抽出します。

Box AIが、ユーザーの地理的位置情報に基づいて、ユーザーの不審な行動を検知
Box AIが契約書に分類情報を追加
Box AIによる画像説明の検証

Box AIエージェントをカスタマイズ

Gemini、ChatGPT、ClaudeなどのLLMモデルから最適な基盤モデルを選択することで、ビジネスの可能性が広がります。 Box AIは、将来の変化にも柔軟に対応する戦略を支援し、多様なユースケースをサポートする性能を提供します。ベンダーロックインの心配はありません。

ビジネスの根幹を支えるコンテンツを、AIの基盤として活用できます。 Box AI Studioを使用することで、管理者は、カスタムエージェントに対し、独自の指示や、特定のファイルやBox Hubsなどの範囲を限定した知識を設定できます。これにより、アウトプットがコンテキストに沿った正確なものになり、ワークフローに合わせて最適化されるようになります。

Box AI Studioでは、高精度な検証と微調整が可能です。 指示を反復的に調整し、モデルを切り替え、実際のエンタープライズ環境下でカスタムエージェントを検証することで、大規模に展開する前に、各ビジネスのニーズに最適な構成を発見できます。

Box Agentには、設計段階からセキュリティが組み込まれており、コンテンツに対する現行のアクセス権限、保持ルールをデフォルトで適用します。 Box AI Studioでは、細粒度の権限管理が可能です。管理者は、エージェントが予め許可されたコンテンツにのみアクセスすること、データが外部モデルのトレーニングに使用されないことを確実にできます。

LLMとしてAnthropicを選択する様子
法務レビューのためのエージェントにPDFファイルを追加
法務エージェントのテスト
コンサルタントやシステムエンジニアなどの専門家を、特定のエージェントに割り当てることが可能
あらゆるAIツールに対応

1つのコンテキストレイヤーが
あらゆるAIツールに対応

 

Boxは、Box MCPサーバー、ネイティブなコネクタ、または直接連携を通じて、業務の遂行に必要なAIツールとコンテンツを接続します。 全ての回答において、ソースをたどって確認できるため、回答の根拠を常に把握できます。
 

Box Agentでワークフローを効率化するお客さまの事例

提供開始

Enterprise Advanced

インテリジェントなコンテンツワークフローとセキュアな文書管理

  • コンテキスト制限の拡張と、マルチステップのタスクの実行
  • プロ(Pro)モードのBox Agentによる、複雑なRFPへの対応と、共有可能な報告用レポートの作成
  • 特定のニーズに対応するカスタムAIエージェントの作成
  • フォーム間の連携による業務の効率化
  • 文書の自動生成*
  • AIによるメタデータの抽出*
  • APIコール数の上限拡大
  • ファイルのアップロード容量拡大(最大 500 GB)
  • データの長期保管によるコンプライアンスの強化
  • Enterprise Plusプランの全機能を含む

* ボリュームの追加購入が可能です。